Faze Action – Moving Cities

A1 Moving Cities (U.S. Album Mix)6:24
A2 Moving Cities (The Sphere Guitar Dub)7:23
B1 Moving Cities (The Ibadan Mainline Mix)8:11
B2 Moving Cities (The Madhouse Dub)6:47

Label: F-111 Records – 0-44781
Format:Vinyl, 12", 33 ⅓ RPM
Country:US
Released:1999年
Genre:Electronic
Style: House, Deep House

レコード（盤面）のコンディション
VG（Very Good）
レコード（レーベル）のコンディション
LD（Label Damage）
ジャケットのコンディション
VG（Very Good）

Faze Actionによる「Moving Cities」は、1999年にリリースされたクラシックなディープハウスの名作で、洗練されたサウンドと深みのあるビートで、リスナーを魅了し続けています。この12インチレコードには、4つの異なるリミックスが収録されており、各トラックが独自のスタイルで楽曲の可能性を広げています。ハウスミュージックファンにとって、時代を超えて愛される作品です。

A面の「Moving Cities (U.S. Album Mix)」は、オリジナルのアルバムバージョンを基に、メロディアスなシンセラインとリズミカルなベースが特徴の一曲です。軽やかで浮遊感のあるサウンドスケープが展開され、都会の夜景を連想させるような洗練された雰囲気を持っています。テンポ感が心地よく、クラブのメインタイムからリラックスしたシーンまで幅広く楽しめるトラックです。

A面に収録されているもう一つのリミックス「The Sphere Guitar Dub」は、ギターサウンドを前面に押し出したダブスタイルのアプローチが魅力的です。生楽器の温かみと電子音のクールな質感が見事に融合しており、トランス状態に誘うようなディープなビートが印象的です。クラブのフロアで心地よいグルーヴを提供する一方で、リスニング用としても楽しめる繊細なサウンドデザインが光ります。

B面の「The Ibadan Mainline Mix」は、アフロハウスやトライバルハウスの影響を感じさせるエネルギッシュなリミックスです。リズムセクションが強調され、力強いパーカッションが楽曲を支えています。このバージョンは、リズムのダイナミズムが際立ち、ダンスフロアでの高揚感を最大限に引き出します。特に、ロングセットのクライマックスに向けての盛り上がりに最適です。

最後に収録されている「The Madhouse Dub」は、よりミニマルでディープなダブサウンドを追求したリミックスです。リズムの変化が少ない分、細かな音のテクスチャと空間的なエフェクトが際立ち、深い集中状態にリスナーを誘います。控えめながらも緊張感のある展開が続き、アンダーグラウンドなクラブやラウンジシーンにぴったりの一曲です。